建設キャリアアップシステム学習会

6月14日（木）文京区民センターにて、本部常任中執の山本氏を講師に招き『建設キャリアアップシステム（省略：ＣＣＵＳ）』について学習会を開催しました。

ＣＣＵＳとは、技能者の経験がカードに記録として蓄積され、技能者情報や就業履歴などが専用端末で簡単に確認できるようになり、能力評価に応じた処遇改善などの技能者を巡る環境の改善を目指したシステムです。現代では少子高齢化が進み、担い手となる若い世代が少ない中、全産業で人材獲得競争が行われています。さらに建設産業に若い人が入ってこない現状があり、そういった競争に打ち勝ち、若年者層が入職できる環境を示して魅力的な産業を整えていくことがＣＣＵＳの目的の一つとなっています。

今回の学習会では、ＣＣＵＳの概要、システム情報の閲覧、メリット、申請方法などの講義でした。賃金引上げや労働条件改善の運動に労働組合がこのＣＣＵＳを活用し進められるかが今後の重要な課題となっていきます。