新型コロナウイルス緊急事態宣言発令における東京土建文京支部の対応

 

新型コロナウイルスが猛威をふるう中、皆様におかれましては体調管理や予防対策の実施とあわせ、仕事の調整など、ご苦労が絶えない状況かと存じます。

 

　新型コロナウイルスは世界規模で猛威を振るう中、日本においても感染者の増加が連日報道され、深刻な事態となっています。この状況を受け、4月7日に安倍首相から7都府県を対象に5月6日まで不要不急の外出自粛要請を柱とした「緊急事態宣言」が発令され、これを受け、同日に小池東京都知事も「緊急事態措置」を発し、具体策を示しました。

 

　東京土建文京支部としては、事態の深刻さを確認し、仲間のいのちと暮らしを守り不安を払拭する観点から、「緊急事態宣言」を真摯に受け止め、緊急事態宣言で指定する期間は、組合活動を自粛・延期します。組合民主主義を守る観点から、「緊急」「重要」な活動・会議のみ「３つの密」の回避と感染予防対策の徹底を条件に、最小限度の内容で取り組むよう努めます。

 

　東京土建では要求運動だけでなく、仲間のいのちと生活、仕事をサポートする多くの業務を執り行っております。感染防止と仲間の不安を払拭する観点から、支部での業務は当面限定させていただきますが、平日9時～17時で事務所を開き、健康保険の手続きや労災申請など、早急に対応が必要な内容を中心に、緊急事態宣言期間中でも支部でしっかりと支援を継続します。皆さんの不安解消と感染リスク軽減の観点から、諸手続については郵送を基本とし、相談など窓口対応につきましては電話による予約制とさせていただきますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

 

　新型コロナウイルス対策に関する仲間の仕事と生活を守る課題の運動につきましては、提言を策定し要請行動も展開しています。内容につきましてはホームページをご参照ください。労金を通じた中小企業従業員融資（100万円）や雇用調整助成金申請への専門家無料派遣（社労士）などの支援策へのリンクもあります。また、現状の実態などは、都度、支部へご報告・ご相談ください。

 

　文京支部として、組合員一人20ccの消毒用アルコール「クリーン＆リフレッシュ」を用意しました。組合員と家族の命と健康を守る意味でも、今、組合が配布する意義のあるものと考えます。組織配布や事業所を通じての配布を基本としますが、希望者に可能な限り個別に手渡す努力もしていきます。組織事業所ルートで配布されない組合員の方は、お手数ですが支部までご連絡ください。

 

　新型コロナウイルスが今後どのように推移するか予測不能ですが、東京土建全体の方針や構えにつきましては、都度、ホームページ又はFacebook、Twitterで告知するように致しますので、そちらをご参照頂ければ幸いです（「東京土建文京」「Facebook　東京土建文京」で検索してください）。

 

　コロナウイルスの1日も早い収束を願い、同時に仲間の生活と仕事を守る活動を、引き続き取り組んでいく所存です。

 

 

 

2020年4月9日

東京土建一般労働組合文京支部

執行委員長　　磯貝　正昭